前回は、
不満を感じたときの『不満』の部分をどうするかについて
お伝えしました。
詳しくはこちらをどうぞ。
今回は、
不満からくる『変えたい』の部分にフォーカスをしていきたいと思います。
不満なんだけど、変えたいんだけど、現状からしてどうしても
変えるの無理なんだよね、ってこと、ばっかりかもしれません。
前回の後半部分でも少し触れてはいますが、
更に、色々な視点からお話していきますのでぜひお付き合いください(^^)
これがあれば変えられるんだけど･･･
これ、というのはここでは
『お金』のことを差しています。
自分が使っているモノに使いづらいなどの理由で不満があって
変えた方が良いよね、変えたいよね、って場合。
お金で解決出来ることが多い、ってことは、前にもお伝えしました。
お金ないよって時は、
生み出す方法を考える、お金が貯まるまで辛抱する、
などありましたが、
これらは、お金に頼っているパターンです。
逆に言うと、
お金さえあれば、変えたいなの度合いの高さは関係なく、
変えることが出来る、とも捉えられますよね。
不満の対象がモノ、であるから
お金で解決出来るよねってことでした。
そして実は、以下のこともお金で解決することが可能です。
勤めている会社やその職場の何らかに不満がある、
夫の何かしらに不満がある、
ご近所付き合いに不満がある、
ママ友との関係に不満がある、
どうでしょうか？
仕事辞めちゃえば良いし、
離婚すれば良い、
引っ越すなり、すればいいし、
子どもの通っているところを変えればいい。
お金さえあれば、出来ませんか？
でも、そうはいってもそんな簡単には無理でしょ。
どうしてでしょうか？
変えたいのに、不満なのに、ガマンもしてきたのに。
そんな風に思ってるのきっとわたしだけだし。
と、なんだかんだとやり過ごしていく日々がまた続いてませんか？
なんで変えられないのか？
さて、この場合の不満の対象は
モノ、ではありません。
人や環境、いろんな相手がいて、立場があって、
自分の意志を通すなんて、という状況（と、思い込んでいる）かもしれない。
お金があるからといって、簡単には変えたり出来ません。
というあなた。
いやいや、お金なんて持ってないですし、あったら変えますよ！
と、もしもこうだったら説を訴えているだけかもしれないあなた。
コレって実は、
お金があるけど、ないけど、には1つも意味はなくて
ただ単に、今の状況は不満なんだ、けれども、
変えがたい何かがある、ということなんですよね。
この変えがたい何かが問題で、
変えられない人というのは、結構他人軸の方が多いんですが、
自分の意思を通してはいけないとか、ガマンするのが当たり前とか、
こんなことしたらあの人達がどう思うか、嫌われたくないからとか
そんなやっかいな思い込みを持ってしまいがちです。
無意識に誰かや、周りの環境のせいにしてしまっているパターン。
誰もそんなこと思っても言ってもないのに、
きっとこうなるこう思われるに違いないと、1人モヤモヤしてしまう。
これはもう、自分の問題。
そうやって違和感も本心も見て見ぬ振りをして生きてきたのですから、
そこにまず気付かないといけないです。
あとはお金がないとか、時間がないとか、何かが足りないから、これがこうなってからとか、
そんな理由があるならば、そこまで切羽詰まって変えたい気持ちはないということです。
私が思うに、そんな理由はまあ、いいわけに過ぎません。
そこには実は、変えなくても済む何かが存在しているんです。
変えない理由もあるということ。変えたら都合の悪いこともある。
変えてしまったら、人生変わってしまうから。
人は、変化することを避けたり嫌うものですから当然と言えば当然です。
なのでその、変えたいの深度、深さですね、そこに掛かってきます、
本当に変えたいのか、実は変えなくても済む何か、そこに注目してもらうとよいです。
例えば、
わたしは本当にすぐに不満を持ってしまうタイプだったので、
まあ日常的に不満しか感じていませんでした^_^;
仕事で言うと、上司や同僚や待遇、通勤距離など
イヤだなーと思いながらも働いていたものです。
辞めちゃえば良いのに、そんな不健康な事続けても意味ないのに、って
なんで続けていたのか？変えなかったのか？
仕事自体は好きな職種だったし、ホワイト企業だったし、
ネームブランドもあって、社員だから賞与もあったわけで、
これから辞めて探すなんてまた手間なだけでエネルギー使っちゃうし、
と、なんだかんだ言いながら、
その状態が心地よかったワケなんです。
そう、
変えがたい何か、そっちが自分にとって不満よりも大きかったりするから、
本気で環境変えようとはしないんですよね。
変えたら、色んな事も変わって、きっと変化には苦痛も伴うから、
そこに飛び込むなんてー！
おそらく、変えなければ明日死んでしまう、
と言われるくらいまでにならないと変えられないものだったりします。
心地よい現実があるから変えられない、変える理由なんて実はない。
あるのはたった1つ、
変えてしまった時の未来への『恐れ』なんです。
変えたらどうなる？
不満から、現状を変えられないのは恐れがあるから。
だとしたら、
このままの状態でずっといる自分はそれでいいの？
変えなかったらどんな未来が待ってる？
そんな想像をしてみたらどうでしょうか。
変えることに対する、手間や人目やお金とか、
あなたが気にしている事って実は、あなただけの思い込みかもしれません。
不満を持ちながら現状を維持すること、
今大変な思いをしてでも、未来を切り開くこと
さあ、あなたの今感じている不満は
どのくらいの深さでしょうか？
心から真剣に、病みそうなくらい眠れないくらい、寝ても覚めても悩んでいるならば
今すぐ変えましょう！
と、言ってしまいたいところです。
わたしもよく、色んな方の不満を聞きながら、
そう思ってしまうことは多々あります。
でも、変えられない何かを抱えていることが、本当に多い。
こうなりたいって、願望は持っているはずなのに、
わたしからしたら、それはきついよーってこともあって、
でも変えたらどうなるかってなると実際は、
色々な心配な事、お金の事、家族のこと、などなど
外側に理屈をつけてしまって変わらないままでいるんです。
そうなるとどうなるか。
変えられない何かに、目を向けられないから
不満にばっかり気持ちがいってしまうから、
ストレスがたまる一方です。
だから、
変えたらどうなるかなーって考えたときに
幸せな未来がまだ見えてこないなら、
今あるその変えられない何かに目を向けて、
そこにあなたの今の幸せがあるんだってことを､もっと意識してみると
不満ばかりの日常に
少しは変化をもたらしてくれるかもしれませんよ(^^)
そうすると、変えないことへのストレスも減ることがありますので、
ぜひ試してみてくださいね。
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