厳密に言うと、最初は『行けなくなった』ではあるのですけど。
20代の頃からずっと、職を転々としていたわたしが、
30代半ばで、試験も面接も突破して受かって、10年ほど続いていた仕事を、
好きでやりがいもあって頑張っていた仕事を
ボーナスもあって、昇級もあって、ホワイト企業だったけれど、
やめました。
何を言いたいかというと、
辞めたら、気づきと学びしかなかった。
これです。
もちろん、すぐにはわかりません。
だって、心が苦しくなったのがきっかけなんですから。
でも、この苦しさに気づいたのも、行けなくなってからなんですが。
だからもしあなたが、
- 仕事に行くこと
- 仕事を続けること
- 辞めようかとうっすら考えている
- 簡単には辞められない
このようなことで仕事に対しての悩みが頭に浮かんでいるとしたら、
私の経験から、どうしたらそこから抜け出せるのかをお伝えさせていただきますね。
なぜ、働いてるの?
あなたはなぜ、働いてますか?
生活のため、家族を守るため、好きなことをするため、仕事が楽しい、
好きなものを買いたいから、働くのが人として当然だから
今の職場が好きだから・・・
あなたがこれだと思う理由をいくつでも挙げてみてください。
もちろん、理由は人それぞれあって当然だし、
どれがいいとか正しいとか、悪いとかもありません。
わたしはもう、生活のため、でしたね。
そう、お金ありき、です。
多分そのような目的もあって働いている人は多いのかなとは思います。
私の職場は、一緒に働いていたのがお母さん達が多かったのですが、
育児休業を1ヵ月とかで復帰したり、もうすごいとしか言葉がないくらい、
家のことも仕事も、きっちりこなしている方がほとんどでした。
そんなわたしも、わたしの収入がある前提の生活でしたので、
早朝に起きて、朝ご飯の支度、仕事の準備、夕ご飯も作っておいて、
子どもを送って、フルタイムで働いて
仕事が終わったらダッシュで保育園にお迎えに行って、
夫は帰宅が遅かったので、子ども達を夜寝かしつけるまで、ワンオペ状態。
そのあとは、夜中まで家事をして、やっと寝るもすぐ朝。
正直言って、
仕事中は、眠くて眠くて仕方なかったし、うたた寝もしてしまってました。
けれど子どもがいて働くお母さんは、これが当たり前なんだと思い込んでたし、
結構周りのお母さん達もそんな方たちばかりでした。
そうしたらある日突然、
仕事に行けなくなった。
そう、強制終了です。
その時はわからなかったけど、
今思えば、
自分でどうしようもなくなったとき、
もういいよ、もうこれ以上はやらなくていいよってなったとき、
こうやって強制的に止められるんだなって、体験をしたんですよね。
それはわたしがずっとずっと
魂の声を聞いていながらも、それに気づかないふりをして
やり過ごしてきたから。
わたしにとって、働くことが無理だったんじゃない。
お金のために、生活のために、身を粉にして働くことが、
本来のわたしが望んでいることではなかったんだって、
気づかされた、大きな大きな出来事でした。
だから、もう一度聞きますね。
あなたはなぜ、働いてますか?
そこに違和感はないですか?
仕事をどうするかで悩んでるってことはもしかしたら、
今のあなたと本来のあなたに、ズレが生じてるのかもしれません。
なぜ働いてるのか、その仕事でいいのか、その職場がいいのか。
悩みはどこにあるのか?
仕事内容、人間関係、生活とのバランス、
ぜひあなた自身と向き合って、対話してみませんか?
価値観が見える
あなたが、仕事に対して自分と向き合った先に必ず見えてくるのが、
あなたの持つ、価値観。
それがいいとか、これがよくない、とかの判断材料でもありますよね。
例えば、
ただただ、働くことが生きていく上で当たり前だ、とか
せっかく就いた仕事をやめるなんてとんでもない、とか
お金を得るには会社に勤めるしか方法はない、とか
あなたが、仕事や仕事をすることに対する、考え方、価値観。
必ずあって、それを基準に仕事と向き合っているんです。
わたしが以前持ってた価値観は、
働くこと、によって得られるものを失うなんてもったいない。
それは、お金、キャリア、優越感、社会的信用、など。
だから働いているし、働いていても家事も育児もわたしがやるんだ、という
今思えば、よくわからない思い込み。
本当に、何にも、気づいていませんでした。
だって、自分と向き合うなんて、してもこなかったから。
だから全部自分が正しいし、それが当たり前だった。
わたしが見ていたのは、自分の内側じゃなくて、外側。
だから、ちょっと違和感を持ったとしても普通にスルーしてたし、
疑うことなんて、思いつきもしなかった。
でもね、
強制終了がかかって、自分ではどうすることも出来なくなったとき、
それまで当たり前にしてきた、仕事、家事、育児でさえも
そのわたしの当たり前の価値観を壊されてしまったんだよね。
だからね、
もしあなたの中に何かしらの違和感が生まれているのなら、
一度は自分の価値観を、疑ってみる。
この違和感をなくすために、あなたの価値観を打ち砕くことは本当にできない?
わたしは自分でそれが出来なくて、気づかされてしまったけど、
そんな辛い道を通らずに、あなたは今ここで、
気づくことができるチャンスも持ってるって、どうか知っておいてくださいね。
迷っていい。
悩んでいるうちに、辞めてもいいかな、と思うこともあると思います。
辞めたいけど、色々あって辞められない、もありますよねきっと。
迷って迷って、結局どうしたらいいか分からなくなる。
まず、選択肢が増えるということは、
あなたはもう、あなたの中の潜在的な願望に気づいているということ。
魂が、気づかせてくれているということです。
とは言え、選ぶべきはどれなのかは決められない。
それはなぜか。
外側ばかりを見てしまっているからなんですね。
未来の心配ばかりしていたり、
例えばもし仕事を辞めてしまったら、お金に困る、生活に困る、
周りの目を気にしていたり、
他人の意見を取入れようとしたり、
ある意味、余計なことで思考が巡って、もっと決められなくなる。
そして結局、外側の理由に巻き込まれて選択をする。
ということは、大いにあり得ます。
でもね、迷っていいんです、違和感持ったっていいんです!
迷ったときが、あなたにとっての大チャンス到来、なんですから。
まずはそれを、認識してくださいね(^^)
じゃあどうしたらいいか。
わたしの経験からお話しすると、
わたしは、辞めてみてから本当に色んなことが見えてきました。
最初にお伝えしたように、気づきと学びを得られたんですよね。
でもそれは、辞めてかなりの時間が経ってからのこと。
違和感も、不満も、あったけど、全部蓋をしながらずっとやり過ごしてた。
ポイントは、ここです。
あなたが、悩んでいる、迷っている時点で、
それを見て見ぬふりをしたり、やり過ごしたりするのをやめて
一旦ちゃんと立ち止まってみて欲しいんです。
違和感の正体は何?、不満はナゼ?、しっかり自分の内側を見てあげてください。
本当にシンプル、
そこにあなたのどうしたいかが、埋まってるんですから。
まとめ
仕事に対する、何らかの思いが生まれたとき、どうしたらよいか。
- なぜ働いてるのか?
- あなたの価値観はどんな?
- 疑ってみよう。
- 迷いは内側をみる、チャンス!
- 一旦、止まってみてね。
もちろん、仕事を辞めることをお勧めしているのではありません。
それもひとつの、選択肢ではある、ということですし、
わたしの場合は、こういうことがあったから、
そしてそれって結構、みんながやっちゃてるようなことだと思うから、
ぜひ参考にしてもらえたらと思い、お伝えしてきました。
やめる、やめない、それだけが答えではないですし、
色んなパターンがありますよね。
迷って、困って、でも何とかしたい!
どうしようもないときは、1人で抱え込まずに
一緒にあなたの内側を見に行くお手伝いを、させてくださいね(^^)
#仕事の悩み #辞めたい #辞めたくない #魂の声 #シンプル #迷い #価値観 #強制終了
コメント