「あー、ゆっくり休みたい!」
毎日そう思っているはずなのに、いざ手帳を見たとき、
週末の予定が「真っ白」だと、なぜか得体の知れない不安に襲われる。
結局、あれもやらなきゃ、これもやっておこうと用事を詰め込んで、
夜にはヘトヘトになって「今日も1日やり切った…」と倒れ込むように眠ってしまう。
もしあなたが今、そんな「しんどい満足感」の中にいるのなら、
この記事はあなたのためのものです。
予定がないと「空虚感」に襲われていた私
かつての私が、まさにそうでした。
仕事も、家事も、子育ても、すべてを完璧に回さなければと必死だった頃。
私の手帳は、毎日何かしら予定があって、空白の日がほぼない状態でした。
ある日、予定が急にキャンセルになり、ポッカリと数時間の「真っ白な空き時間」ができたことがあったんです。
普通なら「やった!休める!」と喜ぶ場面ですよね。
でも、私が感じたのは安堵ではなく、強烈な「空虚感」と「焦り」でした。
「何かしなきゃ」→不安
「時間がもったいない」→焦り
「ダラダラしている私を見せるわけにはいかない」→変なプライド
ソファーに座っていても心がザワザワして、
結局、普段やらないような場所の掃除を始めてしまって。
でもその時、ハッと気づいたんです。
私は「予定をこなすこと」で安心感を得ていたのだと。
毎日何かの予定が入っていて、それを忙しくこなしている自分を見つめることで、
「私には価値がある」「ちゃんと頑張っている」と思い込もうとしていたのです。
それ、あなたの性格じゃなくて「脳のエラー」です
「私は根っからの貧乏性だから」
「真面目すぎる性格だから休めないんだ」
もしあなたが自分をそう責めているなら、今日でその思い込みは捨ててください。
あなたが休めないのは、性格のせいでも、気合いが足りないからでもありません。
ズバリ、「脳がエラー(バグ)を起こしているだけ」です。
タスクを完了して手帳にチェックを入れる瞬間、
私たちの脳内ではドーパミンという快楽物質がドバッと分泌されます。
本来は達成感を味わうための素晴らしい仕組みですが、
これが過剰になると、脳は「もっとタスクを!もっと達成感を!」と
『忙しさ』に依存し始めます。
つまり、「休むこと(=タスクがない状態)」を、
脳が勝手に「快楽が得られない危険な状態」だと勘違いして、
あなたに焦りや不安というアラートを鳴らしているだけなのです。
時短術や便利家電では、絶対に救われない理由
この「忙しさへの依存」に陥っているとき、私たちはよくこんな間違いを犯します。
「もっとタイムマネジメントを学んで、効率よく動こう」
「最新の時短家電を買って、自分の時間を作ろう」
断言します。
この方法では、あなたのしんどさは絶対に解決しません。
なぜなら、効率化してせっかく生み出したその「30分の余白」に、
あなたの脳は必ず『新しい別のタスク』を詰め込もうとするからです。
「時間ができたから、ついでにあれもやっておこう」と、結局また動き続けてしまう。
心当たり、ありませんか?
根本的な原因は「時間が足りないこと」ではなく、
「脳が余白を許容できないこと」にあります。
ここを書き換えない限り、どんなに時間術を駆使しても、
あなたは永遠に自分をすり減らし続けることになるんです。
「何もしない」が、いちばんの贅沢になる週末
少しだけ、想像してみてください。
土曜日の朝、目が覚める。
手帳を見ても、今日の予定は「真っ白」。
以前のあなたならここでソワソワと焦り出していたはず。
でも今のあなたは、その真っ白なページを見て、心の底からホッと息を吐き出します。
パジャマのまま、温かいコーヒーを淹れる。
ソファーに深く沈み込み、窓から差し込む光をただぼーっと眺める。
「やらなきゃいけないこと」は何一つない。
頭の中のタスクリストは強制終了されています。
子どもたちがリビングでテレビを見て笑っている声を、ただBGMのように聞き流す。
焦りも、罪悪感も、自己否定も、そこにはありません。
あるのは、心がシーンと静まり返ったような、穏やかな『凪(なぎ)』の時間だけ。
「あぁ、私、何にもしてないけど、今すごく幸せだな」
そう心から思える未来が、あなたにも必ず作れます。
完璧な自分は諦める。でも、幸せに生きることは諦めない
手帳のマス目を埋めることで、自分の価値を証明しようとする日々は、もう終わりにしませんか。
私は、世間が求める「仕事も家事も完璧にこなすお母さん」になることは、
きっぱりと諦めました。
手抜きもするし、予定をドタキャンして寝込む日だってあります。
でも、「私自身が心穏やかに、笑顔で、軽やかに生きること」だけは、
絶対に諦めないと決めました。
予定を詰め込むのをやめるのは、逃げではありません。
あなたが、あなた自身の人生を本当に心地よく生きるための、最も勇敢な第一歩です。
今週末、思い切って手帳の予定を一つ、消してみませんか。
あなたの本当の幸せは、その「真っ白な余白」の中にこそ、隠れているはずです🌿

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